便秘に潜む怖い病気の話

便秘に潜む怖い病気

便秘というのは、単に便が出ないというだけではなく、消化吸収機能を低下させたり、太りやすい体質になったりする厄介な症状です。
そして、便秘を放っておくと、腸内に残った便が腐敗して有毒ガスが発生し、それが血液に取り込まれて全身に巡ってしまうので怖い病気を引き起こすリスクが高まるのです。

 

便秘によって起こる可能性があるもっとも怖い病気は大腸ガンです。

 

腐敗した便から出る有毒ガスが大腸内に蓄積していくと、細胞に異常をきたしてしまうために大腸ガンが引き起こされることがあるのです。
特に直腸とS字結腸位はカーブが多いため便が溜まりやすく、これらの部位に特に大腸ガンが発症しやすいことが分かっています。

 

さらに大腸にガンができると、乳がんのリスクも高まると言われています。
乳がんは転移しやすいため、手術で胸部の腫瘍を取り除いても他の部位に転移している確率が高くなり、経過観察も通常よりも長く5年以上続けなくてはいけません。
たかが便秘と侮っていると、命に関わる病気が発症しやすくなってしまうので、安易に考えずしっかりと対策をとっておきましょう。

 

動脈硬化にも注意!

 

また、便秘に潜む怖い病気には動脈硬化というのも挙げられます。
動脈は一番太い血管で、全身にくまなく血液や酸素を行き渡らせる働きをしていますが、血流をスムーズにするには弾力が柔軟性が必要になります。
弾力性がなくなると、血管が硬くなったり脂肪や石灰などが付着したりするので、動脈硬化が引き起こされます。
血液がきちんと流れないと、不要物が体内に蓄積して内臓機能を低下させたり、脳や心臓に十分な血液を送れなくなってしまいます。
このような症状を引き起こす動脈硬化は、生活習慣病の一番の原因とも言われる怖い病気です。
便秘になるとコレステロールが蓄積して大腸から吸収されてしまい、血中のコレステロール値が上昇し血液をドロドロにするので、動脈硬化を起きやすい状態にしてしまうのです。
一度動脈硬化になると簡単には改善できないので、便秘になったらすぐに対処して改善する必要があるのですね。